2024年02月14日
お口のケアで風邪予防?
コロナ禍が終わり、マスクを着用することも以前よりだんだん少なくなってきましたが、この冬はインフルエンザが多くなっていると耳にします。
「手洗い」「うがい」はみなさん行っているとは思いますが、「お口のケア」も効果的なことをご存じですか?
お口には常に細菌が存在していますが、お口のケアを怠っていると、その数はあっという間に増加します。この細菌がインフルエンザやコロナウイルスに大きく関係しているのです💁♀️
①感染しやすくなる
コロナやインフルエンザはウイルス感染です。お口の中にいる細菌が吐き出す酵素の中には、こうしたウイルスを粘膜のなかに侵入しやすくするものがあります。
お口のケアが不十分で細菌が増えた状態では、感染のリスクがより高まってしまいます。
②ウイルスが増殖
お口の中の細菌が作り出す酵素の中には、ウイルスそのものを増殖させる酵素もあります😱
これは症状の悪化につながるだけでなく、薬の効き目までも悪くしてしまいます。
③インフルエンザ発症率が10分の1に!
在宅療養中の高齢者を対象に「自宅での歯磨きのみのグループ」と、「歯科衛生士による口腔ケアを受けるグループ」に分け行った調査では、
「歯科衛生士による口腔ケアを受けるグループ」は「自宅での歯磨きのみのグループ」に比べ、インフルエンザ発症者が10分の1であることがわかりました✨
このように、お口のケアはとても重要なんです🥰
毎日の歯磨きでは、歯ブラシ+フロスや歯間ブラシがとても大切になります!
どんなに丁寧に歯磨きをしても歯ブラシだけでは汚れは6割程度、フロスや歯間ブラシを使用することで、やっと8割程度の汚れがおちるとされています。
それでも残った汚れは、歯科医院でのクリーニングでしっかり落としてあげることで、いい状態が保たれます🦷✨
歯石は付いてないから大丈夫!今まで特に困ったことはないし大丈夫!ではなく、口腔内の細菌の数を減らすため、全身の健康のためにも、定期的なお口のクリーニングを受けてみてはいかがでしょうか?
これからの季節も、きれいなお口で健康に過ごしましょう🥰