2023年03月11日
インプラント・痛みに配慮した静脈内鎮静法について
こんにちは博多はやま歯科です🦷最近は気温も暖かく、過ごしやすい日になりました✨
本日は、痛みに配慮した治療方法【静脈内鎮静法】についてご紹介したいと思います。
インプラントに興味はあっても手術が怖くて踏み出せない😣という方もいらっしゃるのではないでしょうか?インプラント手術は、局所麻酔のみで行っても痛みはありませんが、恐怖心や不安は無くせません。静脈内鎮静法は、気持ちを落ち着ける作用のある薬剤を点滴することで半分眠ったようなリラックスした状態をつくることができます。ですから、不安や恐怖心を感じることなく安心してインプラント手術を受けていただくことが出来ます。
静脈内鎮静法は基本的にはリスクが極めて低い安全な麻酔方法ですが、正しい条件下で行われない場合には、リスクが伴うこともあります。
◎メリット
【不安や恐怖を感じずに治療を受けられます】半分眠ったようなウトウトしたリラックスした状態を作ることができます。
【血圧・脈拍が安定します】不安や緊張が強いと、血圧や脈拍に影響を及ぼしやすくなりますが、静脈内鎮静法を行うことで精神的に落ち着き、安定します。手術中は常に生体モニターで状態をチェックしていますので、持病をお持ちの方でも安心して治療を受けていただけます。
【入院の必要がありません】全身麻酔とは違い、完全に意識がなくなるわけではないので、その日のうちにお帰りいただけます。
【嫌な記憶が残りません】静脈内鎮静法には健忘効果があります。麻酔の注射や手術中の嫌な記憶が残ることはありません。また、手術の時間も短く感じます。
【嘔吐反射の強い方にも効果的です。】不安や恐怖が強いと口の中に物が入ると吐き気を感じやすくなることがありますが、静脈内鎮静法により、そのような反応も抑えられます。
×デメリット
【治療後、自転車やバイク、お車の運転はできません】静脈内鎮静法の後は、ふらつきなどが完全に切れるまで少し時間がかかるため、当日のお車等の運転はできません。
【院内滞在時間が長くなります。】静脈内鎮静法の効果が切れるまで、院内でお休みいただく必要があるため、滞在時間は通常よりも長くなります。
【保険外診療となります】保険外治療のため、費用が別途かかります。
静脈内鎮静法は、インプラント治療をより安全で快適なものにすることを目的として用いられます。治療や麻酔に対して不安を抱く患者様は多いですが、当院ではカウンセリングをしっかり行い、まずは不安を少しでも解消していきたいと思っています。その際に、必要な患者様には静脈内鎮静法というご提案もすることがございます。
当院では、手術やカウンセリングなどは専門資格を保有しております、歯科医、歯科衛生士がサポートさせていただき、また静脈内鎮静法を行う際には、九州大学・歯科麻酔科医が担当させていただき、チームで患者様をサポートさせていただいておりますので、安心してお越しください😊