インプラント治療後のメインテナンス | 福岡市博多区の歯科・歯医者【博多はやま歯科】|土曜診療可

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2024年09月02日

インプラント治療後のメインテナンス

「インプラントのメインテナンスは、具体的にどんなことをおこなうの?」

「おうちでのケアは、天然の歯と同じでいいの?」

インプラントの治療後のメインテナンスの内容を知らない方が多いのではないでしょうか。インプラントを長く使うためには、メインテナンスが必要です。メインテナンスの必要性から、歯科医院でのメインテナンスの流れ、ホームケアの方法までご紹介します。

メインテナンスの必要性

インプラントの治療後は、インプラント周囲炎を防ぐためにメインテナンスが欠かせません。定期的な歯科医院でのメインテナンスと、自宅でおこなうメインテナンスです。インプラント周囲炎の初期の段階は自覚症状がないため、歯科医院で口腔内のチェックや、クリーニングなどをおこなう必要があります。磨き残しにより細菌感染をおこしてしまうので、毎日の歯磨きも大切です。

歯科医院でおこなうメインテナンスの流れ

インプラントは、特に異常を感じていなくても、歯科医院で定期メインテナンスを受けましょう。メインテナンスの頻度は、患者様ごとにお口の中の状況に合わせスケジュールを計画します。

歯科医院でのメインテナンスは、以下のような手順でおこないます。

 

口腔内のチェック

インプラントをはじめ、お口の中全体のチェックをおこないます。

  • ・歯肉に腫れがないか
  • ・インプラントが動揺していないか
  • ・インプラントの上部構造に不具合が起きていないか
  • ・歯周病の所見が見られないか
  • ・天然歯に虫歯ができていないか

上記の内容を、目視でチェックします。

 

噛み合わせの確認

咬合紙(こうごうし)という、赤や青の色のついた紙をかんでもらい、噛み合わせの確認をおこないます。噛み合わせが高いと、インプラントに強い力がかかってしまうからです。インプラントをいれたときよりも、徐々にかみ合わせや、お口の中の状況は変わってくるものなので、定期的に噛み合わせの確認が必要です。もし嚙み合わせが高い場合は、調整をおこないます。

 

レントゲン検査

レントゲンで骨の状態を検査します。目視で確認できないインプラント周囲の骨の状態を確認し、歯槽骨に炎症がおきていないか、骨の吸収が起きていないかなどを確認します。またインプラントのあるところだけでなく、周りの歯も一緒に異常が起きていないか確認が必要です。

 

クリーニング

毎日の歯ブラシで取り切れない汚れは、歯科医院のクリーニングできれいにしましょう。磨き残しのプラーク(歯垢)があると、インプラント周囲炎や歯周病になってしまうため、クリーニングで予防します。また歯石は歯ブラシでは取れないので、歯科医院で除去しましょう。博多はやま歯科では、インプラント専門歯科衛生士の資格を持った衛生士が、クリーニングをおこないます。インプラント専門歯科衛生士は、インプラントの正しい取り扱いを理解しており、専門的なサポートが可能なので安心してお任せください。

 

歯磨き指導

定期メインテナンスでは、歯磨き指導をおこないます。インプラントを長持ちさせるために毎日のブラッシングが重要ですが、自分で磨けているつもりでも磨き残しがある場合も少なくありません。磨き残しがあるとインプラント周囲炎の原因になってしまうので、日々のブラッシングは大切です。

当院ではインプラントの構造や注意点を理解している、インプラント専門衛生士が歯磨きの仕方をお伝えします。ブラッシングの方法や、フロスや歯間ブラシの補助的清掃用具の使い方をレクチャーします。

自宅でおこなうメインテナンス

最後に自宅でおこなうメインテナンスのポイントをいくつかお伝えします。歯科医院でのクリーニングと、自宅でのメインテナンスを並行してお口の中を清潔に保ちましょう。

 

歯ブラシ

毎日の歯ブラシを丁寧におこないましょう。優しい力でインプラントと歯肉の境目を磨いてください。かたい歯ブラシを使用すると、インプラントや歯肉を傷つける恐れがあるため、「やわらかめ」や「ふつう」の歯ブラシを使用しましょう。歯磨き剤は、顆粒が入っているものを使用しないでください。顆粒がインプラントと歯肉の隙間に入ってしまうと、炎症を起こしてしまう可能性があります。フッ素入りの歯磨き剤は使用して大丈夫です。天然の歯の虫歯予防にもつながります。

 

フロス

歯と歯の間はフロスを使用してください。歯ブラシだけでは取りきれない歯と歯の汚れを除去します。フロスは歯と歯の接している面や、歯肉の浅い溝(歯肉溝)の汚れが取れます。フロスには糸タイプのものや、柄がついたものなどがあるので、使いやすいもので清掃してください。

 

歯間ブラシ

歯と歯肉の隙間が少しあいているところや、物がつまりやすいところには、歯間ブラシで清掃してください。歯間ブラシにはサイズがあるので、適切なサイズを使用しましょう。歯間ブラシの適切なサイズや、補助的清掃用具はどのようなものを使ったらいいのかわからない方は、お伝えしますのでご質問ください。

博多区でインプラント治療をお考えなら、博多はやま歯科へ

今回はインプラント治療後の、メインテナンスの重要性についてお伝えしました。歯科医院での定期的なメインテナンスと、自宅でセルフケアをおこないインプラントをできるだけ長く使えるようにしましょう。博多はやま歯科はインプラント治療後も、インプラントの適切な知識を持ったスタッフが在籍しているので安心してお任せください。メインテナンスの内容や、セルフケアの方法などご不明点などございましたら、博多区の歯医者【博多はやま歯科】へお気軽にお問い合わせください。

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